ズボンと社会の窓

ある年代の人達が、何気に使っていた言葉に、「社会の窓」という言葉があります。 ズボンの部位の名称で、チャックの部分です。

現代おいては、既に死語となっている言葉ですが、何故、ズボンのチャックが「社会の窓」なのか疑問に思ったまま大人になってしまった人もいるはずです。

これは、昭和20年代のNHKラジオ番組での発言が元になっています。

この番組は、社会の矛盾を追求する真面目な番組だったそうですが、発言内容には問題がなかったのですが、なぜかズボンのチャックの部分には「大事なものが隠されている場所」という連想させる事になり、「社会の窓」と言葉が生まれました。

チャックが、日本に入ってきたのは1917年から、チャックの名前は、きんちゃく袋の「ちゃく」からきていて、商標名でもあり、日本だけの呼び方だそうです。

正しくはジップ・ファスナー、スライド・ファスナーといいます。

「テープ」「務歯(かみあう部分)」「スライダー」で構成され、付け方によって「務歯みせ」、持出しで見えないようにする「務歯隠し」がありますが、社会の窓の場合には、後者の「務歯隠し」という事になります。